XD-N4800とXD-N4850の違い:『英語の耳』がリスニングの救世主に

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カシオの電子辞書エクスワードXD-N4800 高校生モデルは、2013年2月に発売され、
電子辞書の売り上げNO.1を記録しました。
検索性、操作性の良い本体の機能はそのままに、
収録辞書類を入れ替えてバージョンアップしたのが、2013年9月発売のXD-N4850です。
(本体の色のバリエーションは、上の写真のように変更になっています)

センター試験6教科14科目に対応した、高校生に必要な辞書・参考書・辞典類を選定。
文学2,000作品とクラシック1,000フレーズは同じですが、
収録辞書数が140冊から150冊に増えています。

増えた10冊の内容は、こちら。
『ウィズダム英和辞典 第3版』
『ウィズダム和英辞典 第2版』
『TOEICテスト新公式問題集』
『TOEICテスト新公式問題集 Vol.2』
『キクタンTOEIC Test Score 500』
『絶対「英語の耳」になる! BASICSリスニング基本30のルール』
『絶対「英語の耳」になる! リスニング50のルール』
『絶対「英語の耳」になる! リスニング50のルール 実践トレーニング編』
『怪我と病気の英語力』
『みんなで国語辞典!』

全体的に英語が強化されて、特に書く・話すの発信型の英語に力が入れられています。
今回は、このうち、『絶対「英語の耳」になる! シリーズ』について詳しくご紹介します。

(他のコンテンツについてはこちら)
⇒ 『ウィズダム英和辞典 第3版』『ウィズダム和英辞典 第2版』
⇒ 『TOEICテスト新公式問題集』『キクタンTOEIC』『怪我と病気の英語力』『みんなで国語辞典!』

XD-N4850には、動画や音声で楽しみながら英語学習をというコンセプトのもとに、
XD-N4800に収録されている
かわいい子犬のチャロの物語で楽しく英語を勉強できる、アニメ『リトル・チャロ NY編』
1年分を一挙に収録し、自分のペースで学べるテキストと音声『NHKラジオ英会話』
の他に、リスニング教材『絶対「英語の耳」になる!シリーズ』3冊が追加されました。

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外国人の発音を繰り返し聞いて、英語耳をつくるのに役立つシリーズです。
文字で読めば分かるのに、耳で聞くとなぜか聞き取れない。
そんなネイティブ特有の発音を何度も聞くことで、耳を正しい英語の発音に慣らしていきます。

聞くといっても、やみくもに聞いていては、非常に長い時間がかかりますよね。
そこで、このシリーズでは、英語の発音の仕組みを分析して作られた、
発音のルール=リスニングのルールを、よく使われるものから効率的に学びます。

英語は、非常にゆっくり話すときには、一単語ずつ発音されることもありますが、
普通の速さで話すときには、話しやすくするために、音を変化させます。

たとえば、「ラダヴ」と聞こえる音は、変化する前は何でしょうか?
lot of(ラット・アヴ)ですね。
前の単語の最後の「ト」が、次の単語の最初の「ア」とつながる(リエゾンする)ときに、
弾むような音に変化するために、このように聞こえます。
(「BASICSリスニング基本30のルール」Basic Rule 5 参照)

『絶対「英語の耳」になる!シリーズ』の画面は、このようになっています。
(実際は、カラー表示です)
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最初に再生回数を選んでから、再生したい項目を選びます。
すると、選んだ項目からリストの最後まで再生されます。
一度聞くと、項目の横に「済」が表示されるので、進度の管理も楽々。
(「済」を消したいときは、[削除]ボタンで消せます)

こうして「短くなる、つながる、消える、混じる、変化する」を一通り見たら、
Check it out. 「チェック・イット・アウト」が「チェケラゥ」になるのも、納得。
音の変化のルールを覚えることで、すべての音の聞き取りができるようになります。
学校の試験やTOEICなどのリスニング対策にもなりますね。

また、lot of をローマ字読みに近いカタカナで「ロット・オフ」と言っても
外国人には通じませんが、カタカナで「ラダヴ」と言えば通じます。
できたら、音声を聞きながら発音もしてみると、
リスニングだけでなく、スピーキングにも自信が持てるようになります。

こうした固まりで聞いたり話したりしたほうが、英語表現を覚えやすくもあるので、
効率的な学習ができるのもいいところ。
何より、分かると楽しいので、英語の勉強がはかどります。

テキストと音声がまるごと小さな電子辞書の中に入っているので、
いつも持ち歩いて、少しずつでも聞いていくと、
リスニングやスピーキングに効果が出てきます。
通勤・通学の電車の中などで、ちょっとずつ聞いてみてはいかがでしょうか。

さて、お値段ですが、この記事を書いている11月23日時点の最安値価格を調べると、
型落ちによりさらにお求め安くなったXD-N4800は、発売当初より23,000円(59%)の値下がり、
国語・英語系が強化されたXD-N4850は14,800円(38%)の値下がりで、
双方の価格差は8,200円ほどです。

現在の最安値については、下のリンクからご覧になれます。
詳しくは、ヤマダ電機、コジマ電気などの家電量販店よりもお得な大手通販サイトで。

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