エクスワードXD-N4800・XD-N4850・ブレーンPW-G5300の違いはココ!

2013年に発売された高校生用の電子辞書では、
カシオのエクスワードXD-N4800・XD-N4850(写真上)と、
シャープのブレーンPW-G5300(写真下)が特に人気が高いですね。

XD-N4800_XD-N4850_color
pw-g5300

どれも、センター試験6教科14科目に対応した辞書や学習書がそろっている、
発音が聞ける、一度の検索で複数の辞書を横断検索できる、単語帳が作れる
などの機能はほぼ同じです。

シャープのブレーンPW-G5300のほうが良い点

「全文検索」ができることですね。
辞書を1つ指定し、知りたい言葉を1つ入力すると、
見出し語だけではなく説明文の中からもその言葉を探してきてくれます。

例えば、スーパー大辞林で「坂本龍馬」を全文検索すると、下図のようになります。

pw-g5300全文検索

1つの言葉について、少しでも多くの情報を集めたい時に便利です
(全文検索対応の辞書のみ)。

エクスワードXD-N4800・XD-N4850のほうが良い点

9年連続販売台数No.1のエクスワードですが、
2013年2月にXD-N4800が発売され、
9月に、内容がバージョンアップして収録辞書が10冊増えたXD-N4850が発売されました。
現在はお値段も下がってきて、XD-N4850のほうが人気です。

カシオのエクスワードを選んだ方の口コミを見ていると、
・辞書の内容
画面に直接手で触れてスマホのように操作できる
・起動や検索が速い
英会話学習アニメ『リトル・チャロ』が見られる
・辞書の検索結果を表示するメイン画面と、
画面の操作・手書き入力・単語帳作成などに使うサブ画面の両方がカラー
ということが、購入の決め手になる方が多いようです。

画面については、
・サブ画面がカラーなのが、思った以上に見やすい
・単語帳はカラーのほうが楽しい
などの声があります。

電源はブレーンもエクスワードも、単三電池と充電池エネループ・エボルタに対応しています。
連続表示時間を比べてみると、
単三電池ではどちらも130時間、
充電池ではブレーンは85時間、エクスワードは100時間と、
エクスワードのほうが少し長持ちという結果でした。

英語系コンテンツの比較

使う頻度の高い英語系のコンテンツについて、3機種を詳しく比較してみます。

<メインで使う英和・和英辞典>
エクスワードXD-N4800は『オーレックス英和/和英』と『ジーニアス英和/和英』ですが、
XD-N4850には中型辞典としては最高の出来といわれる『ウィズダム英和/和英』が加わり、
ブレーンPW-G5300と同等になりました。

<英英辞典>
ブレーンPW-G5300が『ロングマン現代英英辞典』(初級)のみなのに対して、
エクスワードXD-N4800とXD-N4850に『オックスフォード現代英英辞典』(中級)
あるので、長く使えてお得感があります。
『オックスフォード現代英英辞典』は18万語収録で、
example bank と呼ばれる膨大な例文があり、英作文をする時に重宝します。

<スピーキング・リスニング対策>
XD-N4850のみ『絶対「英語の耳」になる!』シリーズが収録されています。

英語の耳

外国人の英語は、単語だけ聞いたら分かるのに、
文章になると音がつながって聞き取りにくいことってありますね。
この、英語の音がつながるときのルールが解説されています。
Check it out. 「チェック・イット・アウト」が「チェケラゥ」になるのも、納得できます。

・・・英語系のコンテンツで選ぶなら、XD-N4850が一番いいですね。

さて、お値段ですが、この記事を書いている1月7日時点のネット最安値価格を調べると、
国語・英語系が強化されたXD-N4850は、楽天市場の23,800円
さらにお求め安くなったXD-N4800は、Amazonの23,400円でした。

現在の最安値については、下のリンクからご覧になれます。
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Amazonには、専用ケースと特別英語コンテンツのついた
XD-N4805 という限定モデルもあります。
ホワイト、ピンク、ブラック、ライトブルー、オレンジの5色展開です。

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